小豆島
島の形

魅力が尽きない
「オリーブの島」 小豆島

岡山からは、宇野、新岡山、日生の3港から、それぞれ60〜90分。
神戸や姫路からもフェリーが出ている小豆島は、瀬戸内海に浮かぶ島の中で淡路島に続き2番目に大きな島です。

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小豆島の歴史は古く、日本最古の歴史書である日本書紀には、阿豆枳辞摩(あづきじま)の記述が見られ、その後、鎌倉中期に小豆島と呼ばれるようになったそう。
小豆島の最高峰である星ヶ城には、南北朝時代の城跡が残ります。
豊臣秀吉による大阪城築城の際に採石されたことでも知られる小豆島には、さまざまな年中行事や郷土芸能も残っています。
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1908年には、日本で初めてオリーブの苗木が植栽され、見事栽培に成功。その後オリーブの産地として知られるようになりました。 初夏には白い花が可憐に咲き、秋にはたわわに実ったオリーブの実を島内あちこちで見ることができます。 海と空に抱かれた穏やかな風景は、まさに日本のエーゲ海。海外リゾートさながらの美しさに魅了される方も多いそう。

1日では回りきれないほどのさまざまなスポットを有する小豆島。絶景と美味を堪能でき、何度訪れても新しい発見がある。それが小豆島の魅力です。

Interview島の声

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株式会社かんかけタクシー 上原さん

株式会社かんかけタクシー 上原さん

小豆島生まれ小豆島育ち。島内のタクシー送迎や観光客向けの観光サービスなどを行う、創業60年のタクシー会社「かんかけタクシー」2代目として10年前から経営を担う。
事業経営の傍ら、小豆島の活性化にも尽力し、島内の主要観光地を無料で結ぶシャトルバスの実証実験を行った際には牽引役になるなど、小豆島観光の中心的存在として活躍。

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上原さんが小豆島で一番好きな景色を
教えてください。

寒霞渓(かんかけい)ロープウェイの発着所でもある「紅雲亭(こううんてい)」。若い頃に、発見したお気に入りのスポットで、早朝には霧がかかって本当に美しいです。 県外の大学に通っていたので、島に帰ると必ず紅雲亭まで行って、誰もいない朝の景色を眺めていましたね。

かんかけタクシーでは、
どんな案内をされていますか?

最近は事前にスマホで調べてから来られるお客様が増えましたので、回りたいところをお聞きして、無理のないプランをご提案するようにしています。 もしもどこに行くのか決まっていない状態で小豆島にお越しの場合は、私どもに例えば「4時間あります」と言っていただければ、どこでごはんを食べて、観光地はここをめぐってなど、提案できます。 臨機応変に対応できるよう、ドライバーを指導しているので、かんかけタクシーなら限られた時間の中でもガイドなしで楽しめるという声をいただくことも増えてきました。 そのお客様と相談しながら満足していただけるようにするのが、私たちの仕事ですから。

小豆島に滞在される方の多くは、お昼をはさんで、午前午後5時間ほどで回ることが多いですが、小豆島だけで一泊二日、2日間とも8時間のプランを組むこともできます。 それくらい、いろんな見どころがあるのが小豆島なんです。ぜひ島に泊まって、朝の景色も見てほしいですね。

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小豆島の他にはない魅力を教えてください。

小豆島は、一言で言うと「ここだけで完結する島」だと思っています。島ではありますが規模が大きく、いろんなコンテンツで成り立っています。 芸術祭以外の楽しみ方も豊富なのは、小豆島の魅力だと思います。昔から人気の観光スポットもありますし、オリーブ、そうめん、醤油、佃煮、ごま油と、昔から作られている特産品も豊富です。 瀬戸内海の魚、オリーブ牛、オリーブはまち、オリーブ豚、オリーブ地鶏、そして最近では小豆島酒造のフルーティな地酒もあります。その土地ならではの食べ物や、その土地を訪れたくなるような美味しいものがあるというのは大きいですよね。

初めて小豆島に来られるなら、帰ってから「小豆島に行ったのに、そこに行かなかったの?」と言われないように、寒霞渓や、二十四の瞳映画村、小豆島オリーブ公園など、まずは小豆島観光の定番とも言えるスポットを見てほしいです。 定番の観光ではないところを回りたいという要望があっても、引き出しがなんぼでもあるので大丈夫。時間があれば、お醤油蔵や佃煮の直売所をめぐるのも楽しいです。もっと時間があれば山岳霊場、島四国めぐりなどもおすすめです。

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